入局案内

はじめに

リウマチ・膠原病内科は、関節リウマチなどの骨関節疾患や全身性エリテマトーデスなどの膠原病を専門とする科です。扱う疾患の多くは多臓器障害を来たすため、頭から足先まで全身の診察を必要とします。また、自己抗体からリンパ球機能検査まで様々な免疫学的検査所見を幅広い観点で解釈する能力も要求されます。詳細な問診、身体所見、検査所見から得られた情報を広い視野に立って総合的に判断する能力を必要とされ、内科医としての力がより発揮される分野といえます。

カンファレンス

カンファレンスの風景

患者数は月間外来数約1,500例、年間入院数約250例で、リウマチ学会認定専門医の指導のもと、豊富な症例を経験することができます。疾患や診療の理解を深めるため、教授指導のもと充実したカンファレンスを毎週行っています。初診患者も多数受診しますので、診断から治療方針決定までの流れを学ぶこともできます。他科との連携も深く、関節穿刺、腰椎穿刺などはもちろん、腎生検、皮膚生検、および筋生検の検査手技も研修・見学が可能です。当科医師が毎日関節超音波外来を担当しており、関節超音波の手技を学ぶ事ができます。

当教室での研修によりリウマチ学会認定専門医の資格を取得することが可能です。多くの後期臨床研修医が臨床研究と基礎研究に取り組み、ヨーロッパリウマチ学会(EULAR)、アメリカリウマチ学会(ACR)などの国際学会へ積極的に演題を応募し発表を行っています。

EULAR2017

EULAR2017(スペイン マドリッド)

基本方針

当研究室では、以下の3点を基本方針として掲げています。

基本方針
教育: 専修医・大学院生の育成プログラム(リウマチ・膠原病の専門医)
基礎研究: 世界に通用する医療分野(自己免疫再生・自己抗体)での基礎研究・臨床研究
臨床診療: 最善・最新の医療の提供・実践・臨床研究、新規治療法(診療クラスター形成)の開発施設・開業医との連携

研修後は海外留学を含め最先端の基礎研究に従事することもできますし、大学病院で第一線の臨床を支えていく、あるいは専門医としての開業など、多様な選択肢があります。

リウマチ・膠原病内科
後期臨床研修プログラム(新・内科専門医研修)

2年間の初期研修修了後、まずは内科学教室に入局し内科全科の研修を行い、基本領域としての新・内科専門医研修(3年間)の取得、その後サブスペシャリティー領域としてのリウマチ専門医(3年間)の取得を目指します。以下のような2つのコースがあります。

*遅くとも連携施設②の前には入局する専門科を決定する。
*連携施設①の後に大学院に進学する場合は連携施設②を省略可能。

慶應スタートコース      連携スタートコース     
卒後3年目 慶應病院 内科 全科ローテート 連携施設① 内科
卒後4年目 連携施設① 内科 連携施設② 内科
卒後5年目 連携施設② 内科 慶應病院 リウマチ・膠原病内科 病棟
卒後6年目 慶應病院 リウマチ・膠原病内科 病棟 外来診療・基礎研究・臨床研究
卒後7年目 外来診療・基礎研究・臨床研究 外来診療・基礎研究・臨床研究
卒後8年目 外来診療・基礎研究・臨床研究 外来診療・基礎研究・臨床研究

連絡先

医局の雰囲気はアットホームで、明るく楽しく働くことができます。少しでも興味をもってくださった方はいつでもご相談ください。また卒後4年目以上の方で入局をご検討の方もまずはお気軽にご相談ください。

※上記アドレスへの連絡は当科の見学・研修希望のある医師・学生限定です。患者さんからの問い合わせ、その他の目的でのメールには返信致しかねますので、直接病院を受診して頂くか、下記まで御連絡下さい。

慶應義塾大学病院(代表):03-3353-1211
対応可能時間:平日9:00~16:30