費用

Q.膠原病の診療にかかる費用の補助はありますか?

A.特定疾患治療研究事業に申請すれば補助が受けられる事があります。月々の自己負担上限額については加入する健康保険組合にご相談下さい。

膠原病は特定疾患に登録されているものが多数あります。特定疾患に該当する場合、申請を行い認定されると病気の重症度や収入状況に応じた補助が出る事があります。また、加入する健康保険によって毎月の支払上限額を超える場合に補助が出る事があります。以下簡単に特定疾患についてご説明し、その申請の仕方を中心にお話します。

特定疾患治療研究事業とは、保険診療において患者さんの治療費の自己負担の一部(重症認定の方、生計中心者の市町村民税が非課税の方は全額)を国と都道府県が公費負担として助成する制度です。

申請手続きをするには

  1. 臨床個人調査票(疾患ごとに異なります。)を医師に提出してください。記入にはお時間をいただいております。即日お渡しすることは原則できませんのでご了承ください。臨床個人調査票は最寄りの保健所等の特定疾患窓口にあります。
  2. 上記の臨床調査個人票と住民票、生計中心者の所得の状況(重症認定を受ける場合は、重症認定申請書と医師の診断書等認定に必要な書類)等の申請書類を最寄りの保健所の特定疾患窓口に提出し、特定疾患医療受給者証交付の申請をしてください。
  3. 受理、審査、認定されたのち、受給資格が得られます。通常審査には数ヶ月かかります。認定された場合、医療費助成は申請日からとなります。 医療機関受診や調剤薬局、訪問看護をご利用のときに、特定疾患医療受給者証を提示してください。 申請手続きに関しては、最寄りの保健所にご相談ください。
  4. 期間は原則として1年間です。(有効期間は10月1日から翌年9月30日となっています)

詳しくは難病情報センターhttps://www.nanbyou.or.jp/をご参照ください。