ご挨拶

若い医師・研究者が活躍できる場を提供し世界に通用する成果を。

慶應義塾大学医学部リウマチ内科ホームページをご覧いただきありがとうございます。本研究室の理念は、診療・研究・教育の分野で若い医師、研究者が活躍できる場を提供し、世界に通用する成果を挙げることです。

基礎研究に基づいた最先端の治療法を積極的に試みています。

私たちの診療科で扱う疾患はいずれも原因不明の難病です。現在でも根治的な治療法はありませんが、エビデンスに基づいて、個々の患者さんの症状、合併症、社会的背景に応じて治療方針をたてています。近年の生物学的製剤の導入により、関節リウマチの治療は飛躍的に進歩しましたが、有効な治療法のない難治性病態が数多く残っています。それらに対しては、基礎研究に基づいた最先端の治療法を積極的に試みています。さらに、患者さんへの思いやり、礼と誠意を重んじ、患者さんを病気としてではなく、病気や障害を抱えながら家庭や社会とのかかわりの中に生きる人間(ひと)としてとらえる全人的な医療を心がけ、日々診療に当たっております。

成果を社会に還元し展開していくことを目標に。

研究においては、成果を社会に還元できる、臨床を重視した研究を展開していくことを目標にしています。当研究室は、今日までに膠原病患者における自己抗体の臨床有用性に関して世界をリードする数々の業績を残してきました。また、新しい臨床診断薬の開発、自己免疫疾患に対する新規治療法の開発など、基礎研究の成果を臨床の場に還元する数多くの成果を挙げてきました。これら免疫分野の研究に加えて、組織の修復・再生機転を促進する医療が21世紀の進むべき方向性と考え、血管や軟骨の再生医療プロジェクトを立ち上げています。

教育分野では大学病院という特殊性を生かしてまいります。

教育分野では、大学病院という特殊性を生かし、単に幅広い知識を有した臨床能力を養うだけでなく、基礎研究に基づく先進的治療あるいはエビデンスを構築する大規模臨床試験を遂行する能力を併せ持つ医師の育成を目指しています。